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2008/03/10(月) 15:06:13
このブログのURLを、彼に知らせた。
読み終わった彼からのメールは、
仕事の用事で外出している時に受け取った。
内容についてはいい。
お前の欲望などについても想定内だ。
だがひとつ、許せない事がある。
俺の事を報告している事だ。
この意味が、お前にはわからないのか?
お前は、Sに報告する事によって、
間接的に俺まで陵辱させているんだぞ。
胸糞悪い。
手が、震えてきた。
わたしは、自分の仕出かした事の重大さを認識した。
彼の逆鱗に触れてしまった事も、理解した。
彼を、失う。
その結末が、急に現実的なものとなった。
涙が、溢れてきた…。
やっとの思いで、彼に謝罪のメールを送った。
自分の思慮が足りなかった事、
今後二度と、報告行為は行わない事…。
すぐに返事が来て、夜にメールするから、とにかく今は仕事に戻る様に言われた。
その夜。
彼からのメール。
お前には失望した。
もっと凛とした女だと思っていた。
わたしは、凛とした女ではない。
強い女でもない。
本当のわたしは、自分に自信がなくて、自分の事が誰よりも嫌いで、自分を破壊してしまいたい、卑小で思慮が浅く、その癖に淫乱な、どうしようもない女…。
けれども彼に対しては、謝罪の言葉しか出ない。
暫くして、彼からメールが来た。
お前、晩飯食ったか?
…いいえ。
少しは落ち着いたか?
落ち着いたというよりも…
あなたを失望させた事が悲しくて…
わたしは…どうすれば
償えるのでしょうか…?
彼からのメールが、沈黙した。
やがて入って来た返答…
お前には仕置きを与える。
次に逢った時にお前を打つ。
打つ…?
今までにも、鞭打たれる事は、あった。
それなのにわざわざ断るという事は、バラ鞭で打たれるくらいでは済まない、という事だ…。
それから、常に俺が
気持ち良く使える身体を保つ事。
お前の体調次第で、抱き心地も
締まり具合も全然違う。
彼が、わたしを使う前提で話をしている。
まだわたしを使って貰えるのだ…。
その夜は、それだけが、ただただ嬉しかった。