2ntブログ

スポンサーサイト

--/--/--(--) --:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

7回目の逢瀬...2

2008/03/06(木) 10:05:05
ぐったりしているわたしを、彼がベッドの上に抱き上げる。
そして、ミネラルウォーターを口移しで飲ませてくれる。

  まだ欲しいか?

  …もう少し、頂戴…

  ん。

わたしが望むだけの水を、喉に注ぎ込んでくれる。

ボトルを置くと、わたしの上に重なってきた。
正常位でわたしの中に入ってくると、今度は、ゆっくり動き始めた。

  今日はこうやって、じっくりじっくり、責めてやる…

彼が、囁く。
ゆっくり動かれると…彼自身のことがよく判る。
その形…硬さ…温度…。

彼が体勢を変えた。
重ねたスプーンの様に後ろから抱きすくめられ、二人とも横になった形で挿れられる。
そして、ゆっくり動く…。

  スローセックスって奴だ…。

それは、不思議な感触だった。
いつもは、彼の激しいピストンで一気に絶頂に押し上げられるのだけれど、ゆっくり動かれるセックスは、まるでトロ火で炙られる様にじわじわと熱くなり、高まっていく…。

  はあぁ…あぁ…っあぁ…

獣の様な声は出ないが、身体の奥底から搾り出される様な、快楽の喘ぎが漏れてしまう…。

  気持ちいい…逝きそうだ…

  逝って…お願い、頂戴…

  嫌だ…もっとお前を味わいたい…

長い長い時間…突かれ続けた。
けれどわたしは乾く事がない。
彼の動きに合わせて、ジュブジュブと湿った音を立て続ける…。

絶頂も、ゆっくりとやって来た。
自分の意思に反した動きが、身体を襲う。
ビクビクと痙攣する様な動き…。

  はっ…あ…っあ…っあ…

全身に彼を感じながら、じわりじわりと高みに上りつめる。
それは、今まで経験した事のない、とても深みのある絶頂だった。

  …すげぇ締まる…っ

歯を食いしばる様な彼の囁きを耳元に受けながら、再びわたしは何度も何度も達していた…。