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注がれて

2008/04/06(日) 23:55:42
湯船にたっぷりお湯を張る。
いつの間にか、逢瀬の最後を、一緒に入浴することで締め括る習慣が出来ていた。
ホテルに用意されているスポンジは、肌触りが好きになれなかったので、自分でボディタオルを用意した。
ボディソープが今ひとつだったので、この日はお気に入りのボディソープを持参した。
そのうち、シャンプーやリンスも持って行く様になるだろう。
逢った日の彼は、わたしの愛用するソープやシャンプーの匂いと共に、帰宅して就寝するのだ。

お風呂での話題は、その日のプレイの感想や、次にやりたい事を言い合う。
彼もそうだが、わたしも元は体育会系。
まるで部活の後の反省会といったノリで、時々可笑しくなる。

ブログのことも、話題に上る。

  俺がまるで、爬虫類みたいに
  書かれてるな。


彼が、笑う。

  爬虫類っぽいよ。
  お仕置きの時は鰐みたいだったし、
  蝋燭責めの時は、餌を飲み込んだ
  蛇みたいだった。
  一生懸命消化して、味わおうと
  している感じでさ。


  詳しいなぁ。

  そういう動画が好きで、よく観てるの。

  爬虫類は好きか。

  うん。

  そうか。
  俺も、爬虫類っぽい女は好きだな。


  ああ、ミステリアスでいいかもね。

  苦手なのは哺乳類の、それも小動物系の女だな。
  あの手のは、どうも苦手だ。


  え…でもわたしって、爬虫類っぽくはないでしょ?
  どっちかと言えば、哺乳類じゃない?


  ああ、そうだな。お前は哺乳類だ。
  犬っぽくもあり、猫っぽくもある。


  そっかぁ。
  犬猫と暮らしてるから、似るのかなぁ?


  それも、あんま頭の良くない犬猫な。
  上手に隠れたつもりで、
  しっかりケツの見えてる猫とか。
  そういう感じだ。


  …えー…そうなの…?

  まあお前は、その方がいい。

彼は、ここ最近よく見せる様になった、邪悪で危険な雰囲気を孕んだ笑顔を見せ、わたしの頬に手を当てる。

  その方が支配しやすい。
  判りやすい方がな。


わたしは、機嫌を損ねるべきか喜ぶべきか、少し迷った。
けれど、彼のその笑顔で見つめられると、ぞくぞくしてしまって抗えない。
結局喜ぶことにして、彼の手に自分の手を重ねて、微笑んだ。


お風呂から上がると、彼の背中や腰のマッサージだ。
接骨院で貰う、メントール系のマッサージジェルを使って、彼の凝っているツボを解す。
自分の手の故障もあるから、あまり長い間マッサージしてあげられないのが悔しい。

この日は、マッサージの後、どういう成り行きか、仰向けで寛ぐ彼のペニスを口に含んでいた。
いつもなら、帰る支度を始めている処なのに。
お風呂で洗っている時は、おとなしくしているペニスが、わたしの口だとあっという間に猛り勃つ。
それが、とても嬉しい。

  Tさん…欲しくなっちゃった…

  欲しいか。
  じゃあ挿れてやる。


四つんばいになって、彼を待つ。
すぐに、棒状の灼熱が突き入れられ、わたしを深々と串刺しにする。
仰け反って嬌声を上げるわたしの耳元で、彼が

  つくづくお前は、後ろが好きだな。

と囁いた様な気がする。
後ろから突かれると、彼のペニスは、わたしの一番深い処にまで達する。
ゴリゴリと膣壁を削りながら、がつん、がつんと子宮を突き上げ、揺さぶる。
その鈍い痛みは、わたしの脳味噌をも掻き回し、極上の快感に変換される。
彼が、歯を食いしばって呻き声を漏らした。
彼が逝った。
わたしの子宮に、直接精液を注ぎ込んでくれた。
性処理玩具としての任務も、完遂できた…。
身体の奥深くで、彼がどくどくと脈打つのを感じながら、わたしも深い深い満足感を得る。
ペニスを抜いた彼が、身体を引っ繰り返したわたしの首に跨る。

  吸い尽くせ。

わたしはむしゃぶりつき、ちゅうちゅうと吸い出す。
喉を鳴らして飲み込む。
舌を使って、ペニスを綺麗に舐め回す。
精液を一滴残らず、わたしの体内に取り込む為に…。

次は是非、口の中で逝って欲しい。
その次は顔で、身体の至る処で、受け止めたい。
そしてやがては…アナルの中で…。

一日も早く、アナルを使える玩具になりたいと、そう思った。