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縛られたい

2008/02/13(水) 00:08:41
わたしの願望の中に、緊縛されたい、というのがある。
けれどもわたしの彼には、そんな経験がない。
そこで、このDVDを一緒に見る事にした。

完全緊縛マニュアル 初級編完全緊縛マニュアル 初級編
(2002/12/17)
井川しのぶ

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プロ緊縛師の乱田舞が教授する、緊縛の基本的なマニュアルである。

緊縛というのは、もともとは罪人を拘束・拷問するためのものだけに、一歩使い方を誤ると、大変なことになるのだろう。基本的なテクニックに加え、縛られる人に考慮することを、何度も念押ししていた。
生半可な遊びの気持ちでやると、それだけ危険という事だ、と、ちょっと身の引き締まる思いがした。

最後の方に、乱田舞のデモンストレーションが収録されていた。
緊縛というものが、ひとつのエンターテイメントとして評価される理由が、理解できた気がした。
縛られている自分を写真に残したい、と思った。
自分の痴態を記録したいなどと考えたのは、初めてだ。
彼も、記録していきたいと考えたらしく、初級編で観た縛りをわたしに施しながら、写真を撮っていた。
この写真は、そのうちに公開したいと考えている。

初級編では、7mの縄を1本使ったものが紹介されていて、複雑な発展形は中級編以降で説明する様だ。
取り敢えず中級編は、近いうちに手に入れたい。

完全緊縛マニュアル 中級編完全緊縛マニュアル 中級編
(2002/12/17)
井川しのぶ

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こういうのを観ていると、自分が縛られるだけでなく、誰かを縛りたくなる。
彼にそう言ったら

  俺は絶対に縛らせねえからな!

と言われてしまった。
マゾヒストっぽいところが欠片もない彼には、たとえ冗談でも耐え難いことなのだろうw
どうしても「縛りたい」という欲求がわたしの中で抑えられなくなった時…それはその時に、考えようと思う。


水責め

2008/02/13(水) 21:37:32
5回目の彼との逢瀬にて。

一緒にお風呂に入ろうと言われた。
それまで私たちは、双方が家を出る直前に入浴を済ませてくる事にしていて、行為の後もそのまま帰っていた為、お風呂というのは未経験だった。

彼の要求は、わたしを縛ったまま入浴させたいというもの。
後ろ手に縛られた状態で、浴室へ。

たっぷり石鹸をつけた手で、全身を撫で回される。
後ろから抱きすくめられ、優しく乳房を揉まれると、吐息が漏れて思わず彼に寄りかかってしまう。

  玩具の手入れをしてるって感じでいいなぁ

と、彼は楽しそうだった。


洗い終わって、湯船へ。
縛られたままの私がバランスを失わない様、わたしも充分に温まれる様、気を遣ってくれる彼。
その目つきが、ふっと変わった。
次の瞬間、髪を鷲掴みにされ、湯船に顔を突っ込まれた。
咄嗟に息を止め、湯が気管に入らない様にする。
ガバッと頭を上げられた。
咳き込みまではしないまでも、激しく息をして呼吸を整えようとする。
顔が濡れているのを拭きたいが、手は拘束されているし、顔を左右に振ろうにも、彼が髪をがっちり掴んでいるので動けない。
すぐに再び、湯に突っ込まれた。
彼の腕に力が入ったのを感じた瞬間、出来るだけ息を吸い込んだ。
そんな事を何度か繰り返した。
髪を掴んでいた手を離し、

  大丈夫か?

と薄く微笑んで言う彼。

  大丈夫…

すると、湯船の中で腰を浮かし、水面にペニスを出した。

  しゃぶれ

銜えてしゃぶり始める。
彼の手が、わたしの髪を撫でる。
頭を触られながらフェラチオをするのは、大好きだ。
口の中で、彼のものが怒張する様を味わっているのは、もっと好きだ。
そうしてうっとりしていた時、再び突然、湯に頭を押し込まれた。
これは予想外だった。
口に湯が入るし、呼吸も整えていない。
それでも、限界が来る前に、彼は私の頭を解放した。
咳き込むわたしを抱き締めて、彼が言った。

  これがやりたかったから、風呂に誘ったんだ。

お風呂から上がると、わたしの身体をバスタオルで包み、丁寧に拭いてくれた。
そして最後に、縛めを解かれた。


  顔を突っ込んでいる時に、縛られたお前の手が
  何か掴もうとするみたいに動くのが…
  なんとも言えなかった…



わたしを抱き寄せて、そう囁く彼。

わたしは、その時の彼の顔を見たかった、と思った。
そんな時のわたしの反応を見る彼は、きっと冷徹な観察者の目をしていたことだろう。
その冷たさが、わたしの身体の芯を熱くする。

次は、もっと息が苦しくなるまで…
限界を迎えてもがいてしまうまで…
そして、暴れるわたしを容赦なく押えつけて欲しい…

そう思った私だった。