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水責め

2008/02/13(水) 21:37:32
5回目の彼との逢瀬にて。

一緒にお風呂に入ろうと言われた。
それまで私たちは、双方が家を出る直前に入浴を済ませてくる事にしていて、行為の後もそのまま帰っていた為、お風呂というのは未経験だった。

彼の要求は、わたしを縛ったまま入浴させたいというもの。
後ろ手に縛られた状態で、浴室へ。

たっぷり石鹸をつけた手で、全身を撫で回される。
後ろから抱きすくめられ、優しく乳房を揉まれると、吐息が漏れて思わず彼に寄りかかってしまう。

  玩具の手入れをしてるって感じでいいなぁ

と、彼は楽しそうだった。


洗い終わって、湯船へ。
縛られたままの私がバランスを失わない様、わたしも充分に温まれる様、気を遣ってくれる彼。
その目つきが、ふっと変わった。
次の瞬間、髪を鷲掴みにされ、湯船に顔を突っ込まれた。
咄嗟に息を止め、湯が気管に入らない様にする。
ガバッと頭を上げられた。
咳き込みまではしないまでも、激しく息をして呼吸を整えようとする。
顔が濡れているのを拭きたいが、手は拘束されているし、顔を左右に振ろうにも、彼が髪をがっちり掴んでいるので動けない。
すぐに再び、湯に突っ込まれた。
彼の腕に力が入ったのを感じた瞬間、出来るだけ息を吸い込んだ。
そんな事を何度か繰り返した。
髪を掴んでいた手を離し、

  大丈夫か?

と薄く微笑んで言う彼。

  大丈夫…

すると、湯船の中で腰を浮かし、水面にペニスを出した。

  しゃぶれ

銜えてしゃぶり始める。
彼の手が、わたしの髪を撫でる。
頭を触られながらフェラチオをするのは、大好きだ。
口の中で、彼のものが怒張する様を味わっているのは、もっと好きだ。
そうしてうっとりしていた時、再び突然、湯に頭を押し込まれた。
これは予想外だった。
口に湯が入るし、呼吸も整えていない。
それでも、限界が来る前に、彼は私の頭を解放した。
咳き込むわたしを抱き締めて、彼が言った。

  これがやりたかったから、風呂に誘ったんだ。

お風呂から上がると、わたしの身体をバスタオルで包み、丁寧に拭いてくれた。
そして最後に、縛めを解かれた。


  顔を突っ込んでいる時に、縛られたお前の手が
  何か掴もうとするみたいに動くのが…
  なんとも言えなかった…



わたしを抱き寄せて、そう囁く彼。

わたしは、その時の彼の顔を見たかった、と思った。
そんな時のわたしの反応を見る彼は、きっと冷徹な観察者の目をしていたことだろう。
その冷たさが、わたしの身体の芯を熱くする。

次は、もっと息が苦しくなるまで…
限界を迎えてもがいてしまうまで…
そして、暴れるわたしを容赦なく押えつけて欲しい…

そう思った私だった。



コメント

はじめまして

こんばんは。
ふらふらと辿り着きました。
ちょっと老婆心ながら気になったのでコメントさせていただきます。

縛ったままお風呂というのは、縄がきつくなってしまい危険を伴うと思います。
ご承知の上であれば余計なお世話かもですが・・・。どうかお気を付けくださいね^^

コメントありがとうございます

菜々さん、ようこそこんな場末においでくださいました。

ご心配ありがとうございます。
万が一を考えて、大型のカッターナイフを準備しているので、いざとなったらそれを使う事になるでしょうが、その時は必要ありませんでした。

また覗いてやってくださいませ。
わたしも菜々さんのブログに遊びに行かせていただきます。
では。

初めまして

初めまして。
興味のある責めについて書かれていましたので、コメント致しました。
水責め・窒息系は以前から関心がありまして、窒息系の方は実践していたりもします。
私たちの場合は我慢の限界を超えた責めを行っていたりもしますが、
安全面を配慮しての責めなので苦しい以外は何も問題なく楽しんでいます。

水責めは、どの位苦しかったのでしょうか。
次はもっと苦しくなるまで責められたいとの事ですが、
やはり我慢の限界に達してもまだ呼吸が許されないというのが望みなのでしょうか。
また水責め、或いは窒息系の責めが行われた時には、そのご報告を楽しみにお待ちしています。

コメントどうもありがとうございます。

今回の水責めは…実は、殆ど苦しくありませんでした。
彼の方も恐らく、自分のやる事をわたしがどこまで許容するか、手探りしながらだからなのではないかと思います。
勿論、事故に発展してしまうのを回避する気持ちもあるでしょう。

我慢の限界まで…どのくらいまで、わたしが欲しているのか…改めて問われると、答えに窮してしまいますね…。
たぶん…我慢の限界を超えても、呼吸を許されない方を、望んでいる様な気がします。

窒息系の責めには、彼はかなり興味がある様なので、今後またご報告する事が出来るかと思います。
拙いブログですが、よろしければまたいらしてくださいませ。

ご報告、楽しみにお待ちしていますね。

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