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無題

2008/04/19(土) 13:00:12
  お前、本当にいい顔で笑う様になったな。


  初めて逢った時のお前は、
  すごくヤバそうだった。


わたしのブログを読む前から、彼が言っていた言葉。
わたしの精神状態が非常に不安定なことを、見透かされていた。
普通なら、そんな危なそうな女と寝ようだなんて、考えないのではないだろうか。


  逢った瞬間から、別れが来ることを覚悟している。
  お前とだけじゃない。
  誰とでもだ。


この世に、永遠なんてものはない。
神の前で永遠に添い遂げることを誓ったわたしたち夫婦が、それを実証している。


  俺は、お前が死んでも、
  おそらく平気で生きていく。
  時々、『あいついい声で啼いたよなぁ』とか
  『あいつの乳、良かったなぁ』とか思い出しながら、
  それでも俺は、生きていける。
  お前は、どうだ…?


わたしは、目を閉じる。
今の目を見られたくない。
わたしは、無理。
彼を失ったら…もう生きてはいけない。
けれども、そんなわたしを彼は望んでいないから…だからわたしは、目を閉じる。


  俺がバイクで突然死んだりしたら…
  お前がどうなってしまうか。
  俺は、それが心配だよ。


彼には、お見通し…。
わたしの本心など、お見通し…。


わたしが居なくても、生きていける。
だから彼は、見るからに危なそうなわたしを抱いたのだろう。
わたしごときの存在如何で、折れるような男じゃないから。
そういう自分に、自信があるから。


  プレイの最中に、お前を殺してしまっても。
  …多分『ああ、死んだか』と思うだけだろう。
  通報して、事情を正直に説明するだろう。


そんな目にあなたを遭わせたくは、ない。
今まであなたが築いてきたものを、わたしが根底からぶち壊すなんて、そんな事したくはない。


けれども…


何があっても、あなた自身は壊れないというのであれば…




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