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無題

2008/04/18(金) 23:59:48
日常が、色を失う。

彼にのめり込めばのめり込む程、
日常生活の中に冷静なわたしが出現して、
明るく振る舞っているわたしや
家でただぼんやりと転がっているだけのわたしを
観察したがっている。
一体どんな顔をして、いけしゃあしゃあと
生きているのか、観たがっている。

彼の前以外では、
わたしはわたしに与えられた役割を
演じているだけ、という思いが強くなる。
だから、独りになると
能動的に動く必要を感じなくなる。

歯軋りをしてしまって、
自分が無意識に奥歯を食いしばっていることに
気付いたりする。
笑顔で仕事をしていた筈なのに。
何かの感情を、自分が遮断しているということだろう。

そうやって感情を動かさないようにしているから、
想像力が欠落してしまうのかも知れない。


彼は、彼一色に染まるわたしを望んでいない。
なのに、日常生活からは
色彩がどんどん失われていく。





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