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憎悪...(4)

2008/06/22(日) 03:46:27
憎悪している事を自覚した時から、わたしと母親の電話は、口論になる事が多くなった。
そうなった時の母親の決め台詞は、

『あんたみたいに嫌な性格の子、
 絶対○○さん(元夫)にも嫌われるからね』

だった。


そして今。

母親に言われた通り、わたしも離婚することになった。

おまけに、離婚成立前に、夫以外の男性に身体を完全に支配されるなど…。
あれだけ憎み、軽蔑してきた女と、全く同じ道を歩んでいる。


夫は、わたしが嫌いになったのではないと言う。
友人としては最高だが、妻としては最低だから別れると言う。
あの女の様に、配偶者に憎まれている訳では、ない。
そこが違う、と、自分を弁護する。

彼に身を委ねたのも、離婚が確実となった後のこと。
離婚に応じるしかないと覚悟した時、誰かに、壊れてしまうくらい抱かれたいと切望した結果、己の中の被虐嗜好を自覚し…加虐者を求めたのだ。
そこが違う、と、自分を欺く。

男が出来たから離婚したくなった母親と。
離婚に弾みをつける為に男を欲したわたしと。
あの女をここまで軽蔑出来る程の差があるだろうか。
無いだろう。
同類だ。
結局、あの女とわたしは、同類なのだ。

憎悪の矛先は、そのままわたしの方を向く。
彼と過ごす時間が、幸せであればあるだけ…。
彼に魅了され、支配されればされるだけ…。
わたしは、そんなわたしを赦す事が、出来なくなっていく……。





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