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カーセックス

2008/04/29(火) 01:44:11
  その信号を左だ。

彼の言う通りに、車を走らせる。
周囲からはどんどん生活臭が消え、街灯の明かりも消えてゆく。
人気のない暗い場所で…彼は、わたしを使おうと考えている…。

  あれ?
  ここ会社の敷地内だな。


  マズいんじゃない?

  だな。
  …よし、じゃ、Uターンして
  さっきの十字路に戻れ。


  はい。

そんな事を数回繰り返し、やっと、周囲に建物も明かりも無い場所に、車を停める事が出来た。
エンジンを止める。
車内に、静寂が訪れた。

  さぁて…。
  来い…。


彼が、後ろの座席に移動する。
わたしも彼の後を追い、足元に座り込み、膝立ちして抱き付いた。
待ち侘びていた時間の始まりだ…。
しかし今夜は、オマケが居る。
犬だ。
わたしと彼が抱き合い始めると、自分も参加しようとして、鼻を突っ込んで来る。
その度に笑いながら、

  ○○(犬の名)はいい。
  大人しくしとけ。


と、彼がいなす。

彼に抱き締められ、乳房を揉まれ、口付けを繰り返しているうちに、わたしの呼吸が荒くなる。
そこに犬が、大丈夫かと言わんばかりに、わたしの顔を舐めにくる。
思わず、笑ってしまう。
けれども、心を占めていることは、ひとつだ。
暗闇の中手探りで彼のベルトを外し、ズボンと下着を脱がせ、ペニスを口に含んだ。
しゃぶっていると直ぐに、口の中に納まらなくなる。
口に入らない部分は手で扱きながら、頭を上下させる。
彼が、呻き声を上げる。
じゅぷじゅぷと音をさせながらしゃぶっていると、わたしが口にしているものを、犬が一生懸命に覗き込んで、相伴に預かろうとしていた。
わたしだけ、彼から美味しいものを貰っているとでも思ったのだろう。
ある意味、それは正解ではあるのだけれど。
彼が、両手でわたしの髪を掴んで、ぐいっと引っ張った。
ペニスから口が離れ、わたしは喉を仰け反らせる姿勢になる。

  上に乗れ。
  …自分で挿れろ。


犬は、その隙を逃さなかった。
すかさず彼の股間に鼻を突っ込む。

  ちょっ…こらっ!

二人とも笑ってしまう。
わたしがジーパンと下着を脱ぐ間、彼が犬からペニスを守っている。
犬に食べられてしまわぬ内にと、急いで彼の上に跨り、ゆっくり腰を沈めた。

  ふ…あ…っあ…

どれだけわたしが潤っていても、完全に猛り勃った彼のものを挿れる時には、痛みにも似た感覚がそこを襲う。
ルーフに手をついて突っ張り、身体を更に沈み込ませて、彼を根元まで飲み込む。
それだけで、身体に痙攣が走り始める。
頭の中が、真っ白になる。

  動け…。

軽く達してしまったわたしの耳元で、彼が囁く。
白濁した意識の中で、どう動けば彼が気持ち良いだろうか、と、ちらっと考えた。
考えただけだった。
実践するまでには及ばなかった。
わたしの身体が、わたしの意志とは無関係に動く。
考える前に、動いてしまう。
より深い快感を得られる場所に、彼のものが刺さる様に。

  気持ちいい…。

彼が呻く。
わたしも、と答えたが、声になっていたかどうか、判らない。
彼が、下から突き上げ始めた時、思わず大きく仰け反った。
頭がルーフに、ごつんと当たった。




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