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2007/12/10(月) 12:00:12
きっかけは、メッセで男友達Sさんに、冗談半分に訊かれた一言だった。
イッたことある?
軽いノリで訊かれたので、わたしも軽く答えた。
あるよ。
なんでそんな事訊くの?
イかせた事ある?って逆襲していい?
今思えば、こんな質問をするべきではなかった。
「なに言い出すの」とでも誤魔化して、流してしまえば良かった。
そうしていれば、わたしは、わたしの奥深くで眠っていた性癖を、自覚する事は無かっただろう。
もちろんあるよ。
一晩に15回が最高かな。
その返答に、驚いた。
15回…。
よく、女が達するのには際限がないなどと聞くが、本当にそんなに何度もイク事が有り得るのだろうか。
少なくともわたしには、経験がない。
そもそも、わたしと夫はセックスレス。
最後にしたのがいつだったか、思い出せぬ程である。
確実なのは、少なくとも3年は性交渉が無い事だ。
どんなヤり方をすれば、15回もイカせられるの?
わたしはSさんに、更に深みにはまる事になる質問をしてしまった。
ほほう、興味あるんだ
いや、まあ後学の参考という事で(照)
よしよし、旦那にやってもらえ(笑)
Sさんは、どういう体位だったか、どこを攻めたか、簡単にではあるが教えてくれた。
決して淫靡な物言いではなく、いつもの会話の時と変わらぬノリだった。
わたしも、普段のノリを失わない様に気を付けていたのだが、もし自分がそういう風にされたら…と考えた途端、己の中に「セックスしたい」という欲求が急速に広がるのを感じ、戸惑っていた。
ひとしきり、この話題を続けて一段落した時、Sさんが言った。
濡れたか?
激しく動揺した。
図星だったからだ。
PCの前で硬直したわたしに、Sさんが続けた。
答えろ。
濡れたか?
身体の中を、電流が走った。
わたしの心の奥底で、漠然と、けれど間違いなく存在していたものが、性癖という形を為した瞬間だった。
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